うちの食品会社、今回仕入れ数の読みを外して在庫にかなりの余りがでちゃったんだよなあ。どうしようかなって思ってて。食品だから早く手をうたないと、賞味期限もあるし・・・・。
「在庫が余ってしまって・・・」と悩む企業さんは本当に多いですよね。
理想は作ったもの全て売り切ることだけど、現実はそんなに甘くありませんね。
かといってまだ期限は先ですし、処分ももったいない・・。
こんなとき、そんな処分をまとめてひきとってくれれば一気に解決してくれるのに・・・と思ったことはありませんか?
でもなかなかそんな都合のいい話ってないもんでしょ?
ところがどっこい。
そんな「困った」残り物を一気に片付け、格安で売り出すことで、まさに「悩み」を解消できるかも・・?という「ロスオフ」というオンライン上のお店があるんです!
今回はその「ロスオフ」をいろんな面から探っていきたいと思います。
「ロスオフ」の担う役割とは
では「ロスオフ」とは一体どのような仕組になっているのでしょうか?
ここでは、「ロスオフ」が掲げる以下4つの強みを詳しく見ていきましょう。
「ロスオフ」が掲げる4つの強み
①「ロスオフ」は生産者と消費者との直接のやりとりが可能
まず、「ロスオフ」での第一の強みとして、購入者が、販売する生産者・卸業者・販売者などに質問したり、コメントで困窮出品者を応援したりと、直接なやり取りをすることで、納得した商品を購入することができます。
購入してくれる人と直接やりとりすることで、その人の人となりがダイレクトに伝わるのは、そこで確かな信頼関係が築けるメリットはあるね。
②「ロスオフ」だからこそできるお得な価格での購入
では、いったい「ロスオフ」の値段がお得な安い価格にできるのはなぜなのかしら?
それは、ずばり「分けあり商品」であるからです。
つまり、「賞味期限間際だから」「状態が通常の市場のものより悪いから」「市場では出回らないものだから」といった理由が必ず存在するためなのです。
③「ロスオフ」では市場に出回らないレアな商品と出会えることも
「ロスオフ」ならではの商品として、通常ではまず市場に出回らないレアな商品に出会える可能性もあり、ある意味貴重だと思われます。
レアな商品を出品させることで販売者側も通常の市場販売との差別化を実現できるよね。
④在庫ロス・食品ロスの解消につながる「ロスオフ」
通常なら販売しきれなかったものは、在庫に残るだけでなく、食品ならば、賞味期限などの関連から処分せざるを得ないものがほとんどになります。
そこで「ロスオフ」では、お得な値段に下げることにより購入しやすくなり、結果、在庫ロス、食品ロスが削減されることにつながります。
在庫ロス・食品ロスを削減することで、最終的には、無駄なものを残さないことから、ごみ環境問題の解消にもつながる取り組みだと言えるわね。
自然災害へのチャリティ募金も呼びかけている「ロスオフ」
地震、台風、猛暑など自然現象、災害は予期せぬうちに起こりうるものです。
温暖化が近年深刻化する中、日本でも集中豪雨も毎年のように甚大な被害を引き起こしています。
2020年7月3日からの九州南部を中心とした集中豪雨による被害もすさまじいものでした。
そこでこの災害で被災された方々の支援として、「ロスオフ」では一定期間支援金を募集したところ、3名の方から総額105,000円もの義援金が集まったとのことです。
困った生産者などを救う「ロスオフ」らしく、様々な救援活動も行っているんだね。
詳細は「ロスオフ」公式サイトにてご確認ください。
「ロスオフ」の公式サイトはこちらです
数々のメディアにも紹介された「ロスオフ」は知名度も抜群
「ロスオフ」公式サイトによれば、ここ1~2年の間、様々なメディア(NHK青森、TBSラジオ、日本テレビ、フジテレビ、テレビ朝日など)に紹介され、注目を浴びています。
その詳しい情報をサイトで紹介されています。放送時の画像、動画も掲載されているので、是非ごらんいただき、そのスゴさを確認いただければと思います。
世間も「ロスオフ」の将来性に注目しているというわけね。
公式サイトでは、送料無料対象商品などロスオフならではのお得情報も
その他、「ロスオフ」の公式サイトでは、一部商品を対象に購入送料を購入代金に関わらず無料としたり、生産者と購入者間の金銭支払いやりとりによるトラブル防止のため、「ロスオフ」がその間に入り、安心して買い物ができるようサポートしたりと様々な工夫がこらされています。
まさに、「ロスオフ」は生産者と購入者をつなぐ重要なパイプ役だね!
「ロスオフ」のまとめ
さて今回は、在庫ロス・食品ロスに悩む生産者の強い味方である「ロスオフ(旧在庫オフ掲示板)」のご紹介をさせていただきました。
「ロスオフ」では逐次、最新情報として公式twitterでも、様々なホットな情報をお届けしているので、是非こちらもチェックしてみてはいかがでしょうか?
「ロスオフ」がこれからの無駄な資源処理問題に十分対応しうるものになっていきそうな気がするよ。
正直送料などを考慮しないといけない部分もあるけど、本来処分されるはずのものがこのように、生き返る機会を「ロスオフ」は作ってくれている気がするわ。
これからも発展途上の「ロスオフ」に注目ですね!
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