さてみなさんは、動物を飼ったことはありますか?
当然、「もちろん、今飼っています!」という方はいらっしゃるでしょう。
あるいは「以前飼っていたんですが、今はちょっと飼えない。」という方もいらっしゃるかと思います。
はたまた、逆に「今まで飼いたいながら、飼えなかった!」という方もいらっしゃいますよね。
究極は、ぶっちゃけ「動物生き物自体はちょっとね・・・。、」という方もいらっしゃるはずだと思います。
動物との出会いが何かしらの影響を与えてきた
こんな私が過去どんな動物生き物を飼ってきたのか、ご紹介させていただきます。
興味なしという声がちらほら。でもスルーします(笑)!
私が今まで飼ったことのある動物Best5
さて、私が今まで飼ったことのある動物を、印象深かった順にご紹介していきます。
第1位 猫
さてトップですが、やはりここは譲れないところですね。
ただ、猫といっても、完全に飼っていたとはいえないんですよね。
というのも、いつも、実家にいた独身時代にフラッとやってきては、帰っていくという、いわば「通い猫」でした。
キジトラ模様で、鼻と口周り、お腹が白色になっているところが愛らしい、短毛猫でした。
首輪はないものの、毛並みはきれいでおそらくどこかの飼い猫だったと思います。
午後になると、2階のベランダづたいに1階の親の自営業仕事部屋の屋根があり、そこへ登り、のんびり昼寝をしにくる猫でした。
そこへ、大の猫好きの母親が餌付けて、じりじりとうちのベランダ伝いにうちに入ってくるようになりました。
その餌付けに使われたのが、定番のかねてつの「ちくわ」だったので「ちく太郎」と名付けられました。
さらにそんな猫様のちく太郎へのおもてなしはエスカレートしていき、うちの夕食を狙いにくるようになりました。
特に父親からいつも刺身のお造りをもらうのが本命で、それをもらわない限りは帰らないと、父の食事中ずっとそばににじり寄って、父を見上げながら待っていました。
そのちく太郎ですが、特に記憶に残っているのが、左か右足か忘れましたが片足が負傷したのか、もともと悪いのか、いつも引きずるように歩いていました。
それでも毎日、私の家に遇いに来てくれる姿がいじらしく可愛かったです。
しかし、そんなちく太郎は結構な成猫だったので、数年もたつと、徐々に弱っていき、よだれを常に垂らしたり、家の中の暗がりに引っ込むようになりました。
猫は死期が近づくと、人気のない暗がりを探して死に場所を求めるといいます。
私も心配しながら見守っていましたが、ちく太郎はなんとか力を振り絞りながら、うちまで通い続けました。
ところがある日は、いつも帰る時間になっても、うちを離れようとしません。
しかし、うちに置いとくにもいかず、いつもの通り道のベランダへ出し、窓をしめました。
その窓越しにしばらく見つめていると、しばらく窓に向かって、か細い鳴き声を出していましたが、やがて諦めたのでしょう。
とぼとぼと、何度もこちらを振り返りながら去っていきました。
それ以降、全く来なくなりました。
おそらくですが、あのあと最期を迎えたんだと思います。
このちく太郎の通っていた数年間は、本当に色々有りました。
ときには発情期で、外では「ギャ~ギャ~」なくくせに、うちの中では「にゃ~」と甘えた声を使い分けていました(笑)。
その後は、その証(!)といわんばかりの、嫁と3匹の子猫をつれてきたこともありました。
その1匹は、ちく太郞の遺伝子もらったようで、完全に模様同じ(笑)。
私たち家族はその子猫にも「豆ちく」と名付け可愛がったときもありました。
そんな「ちく太郎」が通っていた時期は私が中学生のときなので、もうかれこれ30年以上前。
それでもやはり、鮮明に覚えていますね。
今でも写真を見ると、そのときの楽しかった頃がよみがえる大切な思い出です。
第2位 九官鳥
さて、今九官鳥といえば、ペットショップとかにかつてはよく見かけたものですが、現在はもうあまりみかけなくなりましたよね。
何故でしょう?
聞いた話では、もともとは東南アジアのジャングルといった場所で結構乱獲されたようです。
それを日本へ持ち帰り、売られていたようです。
しかし今はその乱獲も禁止、ペットショップでも見かけなくなりました。
さてそんな九官鳥を私はどう飼ったかというと、親戚の叔母から譲り受けました。
すっかり成長していたので、新たに言葉を覚えることはあまりありませんでしたが、以前の叔母の家でおぼえたのであろう語録をたくさん持っていました。
ここで九官鳥が凄いとおもったのが、一番話しかけていたであろう叔母の声質そっくりに話すことでした。
それだけでなく、笑い声や、玄関のドアのきしむ音とかも忠実に再現していました。
一番面白かったのが、水浴びでシャワーを時々かけていたのですが、それに合わせて必ず人間と同じくしゃみをするところでした。
そんな九官鳥も、元飼い主の叔母が亡くなった後、追うようにして死んでいたのが印象的でした。
第3位 ハムスター
一時期、ハムスターなどの小動物がブームになったことがありました。
そんなブームに乗るように、うちも手頃な価格で購入できる「ハムスター」を飼いました。
メスのゴールデンハムスターでしたが、名前を「ポン子」と名付けました。
こういうネーミングば大概、動物好きの亡くなった母親でしたが、この名前の由来は今でもよくわかりません(笑)。
やはり、ハムスターの可愛さは、小ささもあるのですが、なんといっても、餌を食べるときに、1つ1つ手に持って食べるところです。
ときには頬にたくさん餌をつめこんで、寝床の小屋に持ち帰り、必死に口から出して、溜め込むこともあり、見てて飽きませんでした。
夜行性ゆえに、私達の起きている昼間に小屋で寝ることが多かったので、布団にと用意したガーゼハンカチで小屋の入り口を塞いでいました。
それを私達は、面白がってそのハンカチを外から割り箸でハンカチ越しにハムスターをつついて睡眠不足気味にさせていました。
勿論、ハムスターはハンカチの間から特徴である出っ歯をむき出し、かりかり怒らせていました。
今更ながら酷すぎる思い出です。
第4位 つばめ
これも、縁あって、自営業をしている実家の玄関先のテント一角に、いつからか「つばめ」が巣作りをし、子育て、巣立ちさせるまでの春から夏の間、その巣で毎年途切れなくやってくるようになりました。
冬の寒い間は南へわたる鳥のため、この巣は「空き家」に変わりましたが、また春になれば、おそらく昨年この巣で育ったであろうつばめがやってきて、産卵、子育てをしていました。
そんな流れを間近でジャマしないように見守っていましたが、ただ夏場はテント内ながら太陽の熱気がすごく、よく飛べない雛鳥は、巣から首を出してうなだれている光景を目にしました。
そこで私はよく脚立を使い、水をストローで雛鳥に近づけて飲ませたり、霧吹きで水をかけてあげたりしていました。
それは親鳥がみると、敵と勘違いして攻撃するので、餌探しに奔走している間によくしていました。
その間、誰かの姿をみると「ピーチクパーチク。
にぎやかに合唱していました(笑)。
唯一困ったのが、糞の始末。巣からわざわざお尻を外へ向けてからだしていたほどでした(笑)。
第5位 犬
そして、最後に「犬」なのですが、この犬は典型的な柴犬でした。
確か裏の家で離し飼いされていた犬が、散歩の途中で堂々とうちの店にやってくるようになりました。
名前も知っていて「ジョン」と言う名前でした。
実はこの「ジョン」、第1位の猫の「ちく太郎」、第3位のハムスターの「ポン子」とトリプルで一緒にいたことがあるのです!
すごくないですか?
しかも、それぞれお互い全く関心なしという(笑)。
犬は本当はあまり好きじゃないんですが、この「ジョン」だけは例外。
いやあ、今ならそれで「動物カフェ」もひらけそうな勢い(笑)です。
まとめ
以上、私の飼ったことのある動物をBest5にしてみましたが、いかがだったでしたか?
動物は、私達人間の心を癒すのはもちろん、自分の心のなかにある何かしらの本心を出してくれる力を持っているような気がします。
弱肉強食といわれる動物界の一面を見せながら、私たち人間に「生きること」「死ぬこと」の大切さを身を持って教えてくれているのだと思います。
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