♪いい湯だな、いい湯だな♪と歌にもあるように、日本ならではの「湯につかる」という文化、私も好きですね~。
少々熱めのお湯につかりながら、その間なにも考えず、ただ身体が心地いいと感じるままに任せていくと、本当に癒されます。
私は自宅でも浴槽はあるものの、一般的な家庭用のため、広くはなく狭いんですが、習慣上まず浴槽にはいることなく、シャワーで済ませています。
しかし、やはり、広いお風呂の浴槽にドボン!といったような、あの解放感!たまらないです。
その感覚を味わえるのに、まず思い浮かべるのは「温泉旅館」!ではないでしょうか。
旅行で疲れた身体をほぐしてくれる温泉はたまらないです。
ただ、普段そんな時間もお金もないよ!というそこのあなた、そうですよね。
では、諦める?
いやいや、諦めるのはまだ早い。
もっと手軽に、気軽にあの極上感覚を味わうことのできる場所があるじゃないですか!
そう「銭湯」です。
ということで、今回はそんな私がおすすめする大阪の「銭湯」のBest5をお送りしたいと思います。
いい湯だな♪私のおすすめする大阪の銭湯Best 5
さて、ここで私のおすすめする大阪市内の銭湯Best5をご紹介します。
第1位 あべの湯(大阪市阿倍野区)
ここの銭湯を、私は何回来たでしょうかというくらい、よくいきます。
アクセスは「天王寺」でJR線、近鉄線、地下鉄線、阪堺線と本当に抜群です。
さらにここの構造がお見事というほど、段差のないバリアフリー構造ですね。
私は右足に障害があり、いわば両杖歩行の障害者なのですが、そんな利用客にも優しい構造になっています。
中は本当に広く、普通の白湯、電気風呂、ジェットバス、冷水、天然温泉、天然温泉ジェットバス、サウナなど幅広い選択肢から選ぶことができます。
ゆったりした空間が広がっているのは勿論なんですが、もうひとつ忘れてはならないことがあります。
それは、本当に運がよければ、この銭湯で飼っておられる「キジトラ猫」にあえます。
一度だけスタッフさんの裏口からふらっとでてきたのですが、私が少しでも動くと、シャッと入ってしまうほどシャイな猫なので、それ以外全くあえてません。
ただ、至るところにその猫がモデルと思えるようなイラストがあちこち飾られているところをみると、その猫が看板猫になっているのは間違いないと思われます。
まあ、これほど付加価値のある銭湯がタオルをレンタルしたり、石鹸を買っても500円ちょいで入浴できる凄さはぜひ一度試してみてほしいかと思います。
第2位 湯源鄕 太平の湯 難波店(大阪市浪速区)
ここは、いわゆる「スーパー銭湯」の部類に入るのですが、まあさすがに綺麗です。
あとシャンプー類、アメニティはそろっていますしね。
タオルは別料金ですが、ラッキーならばtwitterに登録をすれば、レンタル代が無料になる場合もあります。
さてここの内部ですが、とにかくゆったりしています!
特に、露天風呂の広さは内風呂と同じくらい、いや、へたしたらそれより広いくらいの広さ(?)で、日替わりの薬草風呂、寝風呂、テレビをみながら入れる風呂、五右衛門風呂風、といったバラエティーに富んだものとなっています。
さらに、都会どまんなかながら、そんな騒々しくない雰囲気の中にあり、とても落ち着けるかと思います。
あと入浴後は、ちょっと横にゴロン、とできる畳部屋もあったり、一日中楽しめそうな感じです。
最後に入浴料金なんですが、900円とそれなりな値段ではあります。
しかし、そこは裏技あります。
例えば、金券ショップだと、ここに限らない他のスーパー銭湯と共通で650円!に割引されるチケット!!やらうってたりします。
色々利用してみてくださいね。
第3位 清水湯(大阪市中央区)
ここはですね、とにかくまず、場所は大阪でいうキタとミナミの間、つまり本町あたりのビジネス街に近い、心斎橋、有名な老舗デパート大丸のそばという大都会にあります。
さらに平日なら朝から開いている朝帰り客にも有難い!店です。
区分としては、「普通の銭湯」扱いになるので500円前後でタオル、シャンプー、石鹸もすべて揃う手軽さです。
ここは、都会ならではの広さこそそれほど広いとはいえません。
しかし、上、つまり高さがあり、1階がコンビニになっているので、まず入り口がエスカレーターで2階まで上がったところになっています。
それで番台、脱衣場が2階、さらにエレベーターか階段で3階の浴場へ上がるという構造になっています。
変わっていませんか?
ここで、あれ?ちょっと待って!と疑問に感じた、または不安に感じたそこのあなた!
わかります。男女脱衣場で服脱いだあと、エレベーター、階段で3階へ移動するということは、裸のまま移動ということ?
大丈夫です。男女脱衣場それぞれにエレベーター階段が備わっていますので(あ~よかった(笑))!
で、最終目的地の浴場ですが、露天風呂はないものの、色々な種類(ジェットバス、冷水、電気、サウナ)があります。
ただ、湯温が少し一般的なところより熱いかなと感じるような気がします。
すごいのは、ここではそれよりさらに高温の浴槽もあるということ。
ちょっと熱いのは、という方にはすぐのぼせそうかと思うので十分注意してくださいね。
そうそう、旅行中で入浴後に着替えた衣類を洗濯していきたい!という方もいらっしゃるでしょう。
ありますよ、まさかの1階に!
コンビニが1階に有ると言いましたが、実はその奥はコインランドリーになっているのです。
とはいっても、入り口はきちんと横の小路から入る別構造。
なかなか機能的な構造になっております。
第4位 箕面湯元 水春(大阪府箕面市)
店舗名にもありますように、こちらは大阪市を離れ、滝や紅葉で有名な箕面市に位置します。
一応「スーパー銭湯」の位置付けになりますので、一応それなりに第2位の「太平の湯」同様、良い料金はします。
ですが、それだけにしっかり中身は充実しています。
まず露天風呂は当然ありますが、広すぎます。
ロケーションが「箕面市」ということもあるので、山や緑がすぐ周りにあり、開放感が断トツに大きいこと。
さらに、高低さもあるので、場所によって景色が変わり、飽きないです。
内風呂にせよ、檜風呂だけの部屋があったりして、とにかく贅沢な使い方!
入浴前後の散髪店があったり、併設施設に娯楽施設(ボーリング、カラオケ、音楽スタジオなど)があったりします。
意外と重宝するのが、そこに巨大な100円ショップがあること。
食料はもちろん、タオルやシャンプーなど日用品も全部揃うので便利です!
アクセスについても、郊外ながら、大阪中心部を貫く地下鉄御堂筋線に直通の北大阪急行線の千里中央駅から、随時無料送迎バスが営業時間中でています。
第5位 いりふね温泉(大阪市阿倍野区)
さあ最後にお伝えしますは、昔ながらの「銭湯」といった構造の店です。
最初の下駄箱が木製板の差込
いい湯だな、いい湯だな♪と歌にもあるように、日本ならではの「湯につかる」という文化、私も好きですね~。
少々熱めのお湯につかりながら
木製のものが多く、そのまま昔懐かしいテレビドラマの舞台にできそうな雰囲気です。
中の浴槽についても、しっかりタイル張りの浴槽で、古ぼけた水道蛇口、少し経たないと熱くならないお湯が出てきたリとか。
さらに浴槽の奥には、畳2畳分にも満たないですが、ささやかな露天風呂があります。
ちょっと残念だったのが、私自身の歩行には欠かせない杖が、基本衛生的な問題で脱衣場まで持ち込めなかったことですね。
どうしてもという客には、おそらく杖先を綺麗に拭いてから持ち込めるんでしょうが、すでに杖が身体の一部になっている私にとっては、ちょっと正直複雑な気持ちでした。
番外編 新世界ラジウム温泉(大阪市浪速区)
続きましては、大阪・新世界のシンボルともいえる「通天閣」のまさに足元に位置する銭湯です。
ここの特徴として、まず脱衣場が広い!!
よく、銭湯の脱衣場といえば、脱衣箱ともいえるロッカーが何列も置かれているイメージがありますが、ここは、ロッカーで四方を囲まれ、中央にゆったり座れる椅子がおかれてくつろげるようになっています。
そしていざ浴室へ入るとメインの浴槽がドーンとそびえます。
そのほか水風呂や、電気風呂といった銭湯によくある浴槽に加え、ここの特徴である、「高濃度人工炭酸温泉」が待ち構えます。
この「高濃度人工炭酸温泉」は「ラムネ風呂」とも呼ばれ、浴槽につかってしばらくすると、細かい炭酸の気泡が身体を包みこみ血行をよくしてくれるとのことで、気泡が皮膚にくっついては消えて行く様を見つめながら、それを実感することができます。
その奥には、ちゃんと「露天風呂」があります。
ここの露天風呂は、浴槽につかりながら前には盆栽などのある庭園、上を見上げると、なんとあの「通天閣」が見えます!
夜はネオンもともり、とても幻想的な光景を楽しむことができますよ。
おわりに
さて、大阪にある私のおすすめ銭湯Best5をご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?
やっぱり、銭湯の醍醐味は、だだっ広い浴槽で、ゆったりのんびりお湯につかることで、気分がリフレッシュされるのは勿論、何もかも身も心も悪いものを流してくれるのだと思えます。
こうして、銭湯を通じて新しい自分自身をつくりだしていく手助けをしてくれるものなのかも知れません。
たった数百円でこれだけの効果が得られる銭湯。
利用しない手はないですね。
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