ここ数年、「発達障害」というワードがSNSのツイッターでトレンド入りしたりするほど、クローズアップされています。
かくいう私も、れっきとした診断を受けた発達障害の一種であるADHD(注意欠陥・多動症)であり、さらに一昨年その障害特性からくる職場での人間関係の困難さにより休職から退職に追い込まれました。
実は、私は今まさに、この「atGP ジョブトレ」の中でIT Web業界に特化されたカリキュラムを展開する「atGP ジョブトレ IT Web」に通所する利用者でもあります。
だからこそ今回は、精神障害者就労の支援をしてくれる就労移行支援事業所である「atGP ジョブトレ」の「ここがいい!」という「メリット」だけではなく、「ここはちょっと正直合わなかったかも・・・。」というデメリットも含めて、ご紹介できればと思います。
では、さっそく具体的な内容をご紹介していきましょう。
そもそも「atGP ジョブトレ」とはどんなとこ?
「atGPジョブトレ」は15年に渡り障害者就労の支援をしてきた株式会社ゼネラルパートナーズが運営しています。
もちろん、「atGP ジョブトレって初めて聞いた・・・。」という感想をお持ちの方も多いかと思いますので、ここで簡単にどんなことを行っているところなのかをざっとご説明させていただきます。
「atGPジョブトレ」の展開している事業内容を表す「就労移行支援」とは障害者就労支援について制定されている「障害者総合支援法」の障害者支援サービスの一種です。
なんか、一見固い専門用語がいっぱい・・出てきましたね・・(汗)。
要は、主に精神障害を抱えた就職希望の人々が、「atGP ジョブトレ」のスタッフである支援員の協力を得ながら、様々な作業を通じて、自分の職業適性などを探ります。そうして適職を探りながら、無事に就職した後も、職場に自分が自身の障害とうまく付き合いながら、働き続けることのできる受けられるサービスです。
「atGP ジョブトレ」のここがスゴい!
さてここで、atGP ジョブトレの「ここがスゴイ!」といえる魅力についてお伝えしましょう。
①「atGP ジョブトレ」は15年以上にわたる「atGP転職サービス」のゼネラルパートナーズによる運営
「atGP転職サービス」という15年以上の長年の運営を行っているゼネラルパートナーズは、ともに運営しているatGP就職支援サービス(atGPエージェント、atGP転職)の併用で、ぐっと就職の可能性はひろがります!
私は実際、この長い歴史に関わらず最初atGPtという名前を最初知りませんでした(笑)。でも、実際通い始めてからのスタッフさんの利用者に対する熱意の半端なさに、15年という歴史がつくりあげた本物の支援を受けている実感を得ています!
②「atGPジョブトレ」の1事業所あたりの平均年間就職人数が半端ない!
「atGPジョブトレ」が生み出す1事業所あたりの平均年間就職人数は、ズバリ、(2019年4月~2020年3月の実績で)24名!さらに就職後の職場定着率も91.4%でした!
この24名という数字、実は全国の就労移行支援事業所の平均年間就職人数が3.4人だというから、実にarGPでは全国平均の3.4倍!</span>なんですね。ちなみに私の通っている事業所は開設1年目のため、実績はこれからなんです(笑)が、既にatGPジョブトレの他の事業所でのこの数字を見たら、ほぼうちの事業所でもひけをとらない数字がでるのは間違いない(笑)!!と自負しております。
③「atGPジョブトレ」では5つの障害別コース(うつ症状、発達障害、統合失調症、聴覚障害、難病コース)から選べる!
「atGPジョブトレ」では利用者の抱える障害別に「うつ症状」「発達障害」「統合失調症」「聴覚障害」「難病」の5つのコースが用意されていますので自分の障害に合ったコースの選択が可能、同じコース内での仲間と悩みや解決策の共有ができます。
実際、同じ障害の人と話していると、どこか安心感を得られるんですよね。私の通う事業所では、IT業界に特化していることもあり障害別には分かれていない(笑)のですが、現在利用者数は最初のころより急増、様々な障害の人が行き交っていますので、大体一日一人は同じ障害の人に出会い、話をする機会に恵まれますので、障害別コースの利用者にひけをとらない成果を得ています!
④「atGPジョブトレ」では、事務職での活躍ができるスキルの習得ができるプログラムを提供!
「atGPジョブトレ」で身につけられるスキルは主に「事務職」です。実に事務職での就職率は、驚異の94.5%です。
私の通う事業所では「IT業界」特化という性質上、最終目標職種はITではあるのですが、既に開所数年たつ他の「atGPジョブトレ IT Web」の事業所では、ITのみならず一般事務職に就職する人も多数いるとのことです!色々コースはわかれていても「仕事」に関しては、どこかで目には見えない「つながり」はあるものなんですね!!
⑤支援員と利用者が1対1で向き合う面談が充実している
atGPジョブトレでは支援員はまさに利用者一人ひとり個別ぼ支援計画に基づき支援がなされていきます。
私の場合、週に最低1回、頻繁なときは数回繰り返される個人面談はまさに1対1のガチ勝負(笑)。カロリーは正直大量消費しますが、それだけ自分と向き合う支援をしてもらえるので、そのあたりはありがたく思っています。
(参考)atGP ジョブトレ とatGP ジョブトレ IT web との違いとは
ちなみに、この「atGP ジョブトレ」と「atGP ジョブトレ IT web」との違いを改めて整理してみましょう。
就職の目指す業界がIT分野に特化
私の通所している「atGPジョブトレ IT Web」では、その名の示すように、目指す就職業界分野がIT分野に特化されているのが特徴です。なので、一人ひとりにIT業界には必須のソフトのインストールされた専用パソコンがあてられる徹底ぶりです。
しかし、必ずしも就職先が「IT業界」にのみならず、人によっては、一般事務など、IT業界ではない分野に進む人もいます。なので、まずはやってみて自分のあったところへシフト変更も可能だということです。現在の私のように(笑)。
メインカリキュラム以外の研修グループの分け方がそもそも違う
利用者の疾病別に通所コースが分けられているのが、いわゆる「atGPジョブトレ」なのですが、私の通所する「atGPジョブトレ IT web」は、規模が小さいこともあり、目指す業界別に「webデザインコース」と「ITエンジニアコース」に分かれるものの、実際はひとまとめで分けずに一緒に研修を受けることになります。
実際、自己理解をめざす「セルフデザイン」という研修では、常にグループワークを実施、利用者それぞれ抱えている障害が様々なため、多様な意見が飛び交い、時には意見が対立することも・・・・。
そのため、同じ障害だからこそといった共有を求める人には、こちらの「atGP ジョブトレ IT web」より「atGP ジョブトレ」のほうが適しているかもしれませんね。
まとめ
さて今回は、障害者サービスのひとつである就労移行支援にあたる一事業所である「atGPジョブトレ」を、私の通所する姉妹事業所「atGP ジョブトレIT web」と比較しながらとりあげました。
とにもかくにも「atGPジョブトレ」では、入所の検討や決定の見極めのためにも「体験入所」を随時受付しています。私もそうでしたが、まずは実際の通所感覚をフルタイム体験できるシステムですので、これはやってみる価値は十分あるでしょう。
ぜひこの記事をお読みになった人で、「通所してみようかな」と興味を持たれたならば、体験通所は無料ですので、利用しない手はないと思いますよ、頑張ってください!
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